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後味の悪い話 この169 [無断転載禁止]©2ch.net

1 :本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止:2017/03/16(木) 23:21:40.36 ID:1ILsecHM0
前スレ
後味の悪い話 167
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1482271466/

414 :1/3@無断転載は禁止:2017/04/09(日) 13:44:34.33 ID:0UhE5ITC0
ゲームのフォールアウト4より。

人々は人造人間という存在に怯えて暮らしていた。
人造人間とは、謎の科学組織によって造り出された人造の人間であり、スパイとして人々の中に紛れ込んで害を及ぼしている。
人造人間と本物の人間を判別するには、死後解剖するしか手段は無かった

そんな人造人間たちを救う秘密組織が存在していた。
その組織の名はレールロード。(モデルは昔実際した黒人奴隷解放組織)
人造人間には本物の人間と同じように感情があり、涙を流し、夢まで見る。
それなのに人造人間たちは創造主である科学組織に機械か奴隷のように管理されていて、人権など与えられていない。
レールロードは人造人間を愛しており、人造人間を科学組織から解放するべく活動している。
科学組織に抗い、保護した人造人間の記憶を消し、代わりに本物の人間としての架空の人生の記憶を与えて救済している。

主人公もこのレールロードに参加する事が可能。
レールロードのエージェントのディーコンという男の相棒となり、共に世界を旅しながら多くの人造人間を救っていくこととなる。

ディーコンは組織でNo.2(実質No.1)の実力者なのだが、物凄い「嘘つきの詐欺師」で、いつも必要もないのにペラペラと嘘ばかりついていて、組織のリーダーや仲間達からもあまり信用されていない。
変装の達人でコロコロと服を着替え、年に数回も整形し、声まで変えている。年齢不詳で正体不明、掴み所の無い食えない男。それがディーコン。
おまけにレールロードで人造人間を救う活動をしていながらも、組織の理念に懐疑的で苦言を漏らしており、組織の仲間達とは違って人造人間に対して特別な感情も無い様子

『その正体は、レールロードの裏のリーダー。
表のリーダーである人物は影武者的な役割のお飾りのリーダーに過ぎず、真のリーダーであるディーコンからの命令に従っているのだ。
そしてディーコン自身もまた、人造人間の一人である。
普通の人造人間は偽りとはいえ家族や友人との楽しい記憶を与えられてているというのに、ディーコンにはそれすら無く、辛さを感じている』

という嘘をついてくる

しかし旅の中で主人公との絆を深めると、ディーコンは主人公を親友と呼び、自分の過去を語りだす

415 :2/3@無断転載は禁止:2017/04/09(日) 13:50:14.57 ID:0UhE5ITC0
しかし旅の中で主人公との絆を深めると、ディーコンは主人公を親友と呼び、自分の過去を語りだす

昔。若かった頃のディーコンは本人曰くクズであり、ギャングに所属して悪事に手を染めていた。
初めは物を壊すだけだったが、やがてその暴力の対象は人造人間へと移っていき、人造人間狩りをするようになった。
怪しい者に人造人間の嫌疑をかけ、リンチの末に処刑する。
さらにこのギャングは質が悪いことに、処刑した相手が本当に人造人間だったのかどうかの真偽を確認すらせずに、人造人間を処刑したという満足感を味わっていた。
ディーコンも一度だけ処刑を実行したことがあった。
が、深い罪悪感を覚え、必死に命乞いする相手の顔が忘れられなくなった。

そんな時、ディーコンは素晴らしい女性と出会う
彼女はクズのディーコンの中にディーコン自身気付いていなかった何かを見出だし、愛してくれた
ディーコンはギャングを離脱して悪事から足を洗い、彼女と結婚し、農家となって生きていくことにした
幸せな日々を送り、やがて彼女はディーコンとの子を授かった
だが因果応報なのか、幸せは長くは続かなかった。

裏切り者であるディーコンへの報復として、ギャングが彼女に人造人間の嫌疑をかけて襲撃をしかけてきたのだ
彼女は殺された。
彼女は人造人間だった。
彼女自身、自分が人造人間だということを知らずに生きていた。彼女はレールロードによって架空の記憶を与えられて解放されていた。

そこからしばらくディーコンの記憶は無い。気が付いた時にはギャングを皆殺しにしていた。

416 :3/3@無断転載は禁止:2017/04/09(日) 13:54:54.58 ID:0UhE5ITC0
その後。ディーコンは噂を聞き付けたレールロードからスカウトを受ける。人造人間と結婚し、人造人間狩りギャングをたった一人で壊滅させた人造人間擁護派の英雄として
ディーコンにとってはレールロードの理念などどうでもよかったし、人造人間に対しても特別な感情など無かった
それでもディーコンはレールロードに参加し、人造人間を救う戦いに身を投じた。
愛する妻への弔いとして、そして自分が殺してしまった罪無き者への贖罪として。

「俺は確かに嘘つきの詐欺師だ。だがこの話は真実だ。親友であるお前だけには本当の俺を知っておいて欲しかった」

主人公はこのディーコンの過去話に肯定的な発言をするか否定的な発言をするかを選択できる。
否定的な発言をする場合の主人公の台詞がこちら。

「お前は嘘つきで、偽善者で、殺人者で、後何か言い忘れたかな?
 お前はレールロードにいるべきではないのは当然のことだ」

それまでは嘘を見破られても余裕綽々としていたディーコンも、この時ばかりは激しく表情を崩して震える声で
「だから本当の話はしたくなかったんだ。こうなるって分かりきっていたのに」
と言う。普段ふざけている分、可哀想

ちなみにこのゲームは4つの勢力の内から1つを選択してその勢力のルートのエンディングに行くマルチエンディングなんだけど、レールロードのルートが中々に胸糞で、プレイヤーの間ではレールロードは最も人気が無い
気が向いたらまた今度書くかも。または誰か書いて

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