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後味の悪い話 その167 [無断転載禁止]©2ch.net

404 :本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 14:50:51.64 ID:zF2BB7Qb0
幼い道真は病床の兄を見舞おうとして、兄に「来るな」と物を投げつけられ怪我をした。
(狂犬病の錯乱状態)

幼い頃から才能を妬まれることが多く、すっかり生意気なひねくれ者に育った道真は、
兄も本当は自分を疎んじていたのではないかとずっと思っていた。

だが、兄のつけていた日記を見つけた道真は、自分のためにも道を開こうとしていた兄の思いを知る。
日記には苦手意識をこらえつつ、「家のため、才能ある阿呼の将来ため」
と藤原の息子達の狩りや蹴鞠に付き合う吉祥丸の思いが綴られていた。

そして病に苦しみながら、たどたどしい文字と文で書かれた最後のページには
「父上 どうか願わくば 阿呼(道真の幼名)が同じ苦労をすることのないように」
と記されていた。

是善は清和天皇に明子について「祈祷で良くなっている」と嘘の報告をした。
側に控える藤原基経(良房の甥で跡継ぎ・彼が明子に僧をあてがった)は
「母上が天皇に会いたい気持ちが生き霊になったのでしょう」と澄ました顔で口添えする。

無邪気な少年天皇は報告に喜び、母だけでなく病の民のためにも供養塔を立てようと提案する。
是善は平伏しながら「道真、この恐ろしい場所に来てはならぬ」と思うのだった。

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